突然襲ってくる巨大地震対策は大丈夫ですか。
日本は世界で有数の地震国で、震度6弱以上の大きな地震が、ほぼ毎年どこで起こっています。
2010年6月にも、福島県沖でマグニチュード(M)6.2の地震が起きたばかりです。
気象庁「緊急地震速報」連動の「フジ・Nシステム」が企業様の防災対策を
支援します。
フジ・Nシステムの減災効果
緊急地震速報「フジ・Nシステム」とは、気象庁の「緊急地震速報」を提供するもので、強い揺れが到着する前に音声や視覚で危険を迅速にお知らせするシステムです。
- 気象庁の「緊急地震速報」を企業や施設などに提供します
- 強い揺れが来る前に音声や視覚で危険を迅速に訴え、災害対策を支援します
減災効果対応一例
- 放送設備などの連動
- 自動ドアや非常扉の開放(非難経路の確保)
- ガス遮断弁の操作
- 生産設備や機械などの停止
- エレベータの制御
皆様の大切な生命・財産を守るために
- 指定した震度以上になる地域に対し、
本震到達前に「○秒後に震度○の揺れがきます」と音声・文字などで通報します。 - 通報と共に、災害を最小限にするための制御信号を提供します。
- 本システム活用方法に関するコンサルタントをいたします。
緊急地震速報「フジ・Nシステム」とは
気象庁が配信する「緊急地震速報」は、地震災害の軽減を図るため、震源に近い観測点で得られたP波を測定し、震源・地震の規模、各地の震度をお知らせする情報です。
フジ・Nシステムはこの「緊急地震速報」を富士防災警備中央管制センターに配置した配信サーバーで受信して、ユーザー側に設置した警報ユニット(専用端末)に瞬時に配信します。
「緊急地震速報」を受け取った警報ユニット(専用端末)は、設置場所での推定震度・推定到着時間を瞬時に計算し、大きな揺れが到着する前に表示及び音声ガイダンスで警報を発します。
精度はそのままに、最小限の機能に特化した設置場所を選ばないコンパクト設計。 自局位置での推定震度と推定到達時間を表示し、ブザーや音声による警戒と制御信号を自動的に発することも可能です。
データ受信の実例とモデルケース
新潟県中越地震
2004年10月23日17時56分、震源の深さ13km、マグニチュード6.8でしたが富士防災警備の飯田橋中央管制室では、「47秒後に震度3の揺れが来る」と表示されました。
茨城県南部地震
2004年10月6日、震源の深さ66km、マグニチュード5・7でしたが「10秒後に震度3の揺れが来る」と表示されました
千葉県北西部地震
2005年7月23日16時35分、震源の深さ73Km、マグニチュード6.0でしたが「13秒後に震度5弱の揺れが来る」と、同中央管制で表示されました。
緊急地震速報のご注意
本システム運用に際し、可能な限り迅速かつ正確な情報配信に努めますが、気象庁(気象業務支援センター)配信のデータに誤差・誤報など、
作動不良が生じる可能性を完全に排除することは出来ません。
従いまして、地震による損害・作動不良の結果に生じた損害につきましては、一切の賠償責任を負いかねますことを予めご了承ください。
- 情報提供地点が震源直下やその周辺では、情報提供が大きな揺れの到着に間に合わないことがあります。
- 接近する場所で複数の地震が発生した場合に、正しい情報が得られない場合があります。
- 観測点の障害や保守実施などで、誤報を発表する場合がります。
この場合、数秒から数十秒程度でキャンセル報が発信されます。
地震によっては30秒程度かかる場合があります。 - 観測点の障害や保守実施などで、情報の配信が遅れる場合があります。